2018年4月18日 (水)

平成30年 花畑・菜園便り(1)

 平成30年の「花畑・菜園便り」を始めます。

 今年の「花と野菜」の報告は3月から4月初めの花から始めます。

花畑

Img_6028Img_6030Img_6032Img_6025Img_6033 平成30年 3月はじめには家の庭に2本しかない梅が満開になった。早咲きの小さな水仙も咲き始めた。大きな花の咲く水仙はまだ、つぼみである。チューリップは芽を出したばかりである。

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       3月中旬になると水仙がたくさん咲いてくる。むらさきなずな(オーブリエチヤ)も小さな花を咲かせ始める始める。

今年はチューッリプも早く咲きそうである。

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Img_6334Img_6331Img_6226 Img_6229 4月上旬、赤や白などの芝桜が満開である。


ムスカリもたくさん咲いてきた。

 

Img_6230Img_6336Img_6338Img_6233Img_6340 勿論、チューリップもある。

 

 

 

Img_6344Img_6342 どうだんつつじと芝桜が咲く庭は我が家の庭とは思えないほど大きい。

 

 

(この項終わり)

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2018年4月15日 (日)

フレッツADSLからドコモ光に変更

 今回、2004年(平成16年)11月から使用していたフレッツADSLから今年(2018年、平成30年)3月からドコモ光に変更した。

 フレッツADSLのサービス提供は一部地域を除いて2023年1月31日までに終了するとNTTが発表したそうで、そろそろ光に変更する時期かと思っていたし、孫も大学生になってパソコンを買うことになったので、娘夫婦もやっと光回線に変更することを決めたのである。回線の費用負担は娘夫婦の方なので、機器や回線については任せて、小生はインターネット接続の変更をやればいいとのことだった。

 改めてインターネット接続について説明するとADSL回線の場合は「モデム」というデジタル信号とアナログ信号を変換する装置と「」ルータ-というパソコンやスマホタブレット端末を接続する装置が必要であり、我が家ではADSLモデム内蔵ブロードバンドルーターWeb Caster 3100NVワイヤレスセットというモデムとルーター一体型の機器を使用していた。

 光回線になるとモデムの代わりに光信号とデジタル信号を変換する「ONU (Optical Network Unit)」という装置が必要になり、それにルーターをつなぐことになる。今回は「GE-ONU」と「Aterm WG1900HP」というルーターを使用することになり、そこから「aterm-ec1078-a」というホームネットワークでパソコンやスマホなどに接続することになる。

 このONU、ルーターまではNTTの工事業者がやってくれるので、その後のパソコンなどの接続をすればいいのだが、ユーザーIDやパスワード、アクセスキー、ネットワークセキュリティなどがあちこちにあって、どれを入れれば良いのか判らず時間ばかり過ぎるので、プロバイダーのぷららに問い合わせて教えて貰った。

  解かってしまえば簡単なのだが、どの書類の本パスワードを使用するとか、パスワードがいくつもあるので、どのパスワードを入れるのかもう少し丁寧に表示や説明をして貰いたいものだ。

 一台のパソコンで設定してしまえば自動的に他のパソコンやスマホでも設定されるので、それは良かったと思う。

しかし例外があって、プリンターはそれぞれに設定せねばならず、しかも購入した時のDVDをパソコンを使用して自動的に設定することが出来ず、SSID(ネットワーク名)と13桁のセキュリティーキーを打ち込んで手動設定する方法で設定した。プリンターはエプソンとブラザーとがあるので、打ち込むキーの数が多いと大変である。

 しかし光回線にして好かったこともある。まずブログに写真を張り付ける時、以前は20分から1時間しないと張り付かなかったがそれが1分以内で張り付くようになり格段に速くなった。

 またYouTubeにアップするときは数時間かかったものがこれも数分でアップ出来るようになり光の威力が良く判った。

 (この項終わり)

2018年4月13日 (金)

「雲上雲下」を読んで

 雲上雲下    朝井 まかて著   2018年3月発売

Img_6220 朝井まかては幕末の水戸藩に関連する作品「恋歌」で平成25年に直木賞を受賞した作家であり、「雲上雲下」以前に15冊発行された中で11冊愛読している好きな作家である。

 今回の作品は民話や物語りの世界を再構成して、枯れることの出来ない丈の長い草「草どん」がしっぽの短い子狐に語ることから始まる。

  傘地蔵、竹取物語、浦島太郎、龍の子太郎、九尾の狐などの子供時代に聞いたり読んだりしたお伽噺を違ったストーリーに再構築して話し聞かせる物語は、昔のことを思い出させながら、そのお伽噺を発展させた新しい話に引き入れられ、つい長時間読みふけってしまった。

 しかし物語は途中から交錯し、雲上雲下がひずみ始める。「草どん」は自分が天の神様に民草の間の物語を披露するお伽衆だったことを思い出し、天上では神々がしばらくお伽衆の話を聞いていなかったということで、「草どん」=福耳彦命を天上に呼び戻す。

 やがて「草どん」の居た場所が切り崩されて団地が出来ることになる。そして天上に戻った、「草どん」=福耳彦命の耳には殺伐とした言葉しか聞こえてこない。効率優先、結果第一の余裕のない社会では物語は消えてしまうのか?

 作者は、今回の本を書く前に、全国あちこちの民話を聞き歩いたそうで、語り継がないと消えてしまう民話を途絶えさせてはいけないという作者のメッセージがファンタジーの中に強く込められている。

 文芸評論家、縄田一男は「なんと素晴らしい一巻であることか。全読書人必読の一冊と言っていい。文学史に残る作品である。」と激賞している。

(この項終わり)

2018年4月11日 (水)

古都鎌倉、東京ドイツ村ツアー(2 )

2.東京ドイツ村

Img_0004 18時に海ほたるを出発し、対岸の木更津JCTから館山自動車道に入る。東京ドイツ村のある姉崎袖ケ浦ICで降り、18時30分に東京ドイツ村に到着した。滞在予定時間は19時50分までの80分間である。

 東京ドイツ村は千葉県袖ケ浦市にある花と緑のテーマパークである。名前の由来は東京アクアラインが開通したときにオープンしたので、東京とし、ここのオーナーがドイツに行ったとき、袖ケ浦の丘陵地帯がドイツの田園とそっくりだったので、それをテーマパークとして再現したということだそうである。

 

Img_0003 しかし緩やかな芝生などの風景はそっくりだが、ドイツにないバラやコスモス、コキアなどを植え収穫体験や冬のイルミネーションなどはドイツとは無関係だが、最近は年間入場者が100万人を突破しているそうで、ドイツっぽさが無くても好いらしい。

 

Img_0001Img_0002 特にイルミネーションは今年(2017年~2018年)で12回目を迎えるそうで、昨年の11月1日から今年(平成30年)4月8日までの期間限定で日没から20時まで320万球の電飾とLEDによる「メルヘンときめきスマイル」というテーマで行われている。

 今年は宇宙空間をイメージした「月の谷」という新エリアがオープンしており、2012年に「あしかがフラワーパーク」、「江の島湘南の宝石」と共に関東三大イルミネーションに認定されている。

 入場料は、冬季期間は自家用車で来た場合は一台2500円で最大乗車人員までOK。苑内各所にある駐車場に止められるとのこと。歩行者は一人500円、団体のバスなどは別料金である。

Img_6158Img_6162 園内に入ると見渡す限りイルミネーションの光にあふれており、歩いている人も多い。早速走行中のバスから写す。

 

 

Img_6161Img_6163Img_6165 ツアーバスは園内のイルミネーションエリアという丘の上部に停車した。周囲には満開の桜も多く咲いていたがイルミネーションの光の中では目立たない。

 

Img_6166Img_6168Img_6169 高い尖塔のあるあたりがマルクトプラッツという場所で、その前の広場で光と音のショーが行われる。観覧車から眺めると高くなるとイルミネーション全体が見渡され、低くなるとそれぞれのブロックの展示が良く見えるそうだ。

Img_6164Img_6171Img_6172Img_6173Img_6175 通路を歩き始めると、わんぱく広場、芝生広場という広い場所にたくさんのイルミネーションで飾られた地上絵、

 

Img_6176Img_6177Img_6178Img_6179  池で遊ぶ水鳥、

 

 

Img_6182Img_6183Img_6188Img_6194Img_6180 また花に囲まれた家などが現れる。

 

Img_6206 今年は光の花畑の中を自動運転で走るメルヘン号という一台2000円で4人乗りの電動カートが人気で、乗りたいと思ったが乗り場には多くの人が並んでいるので乗るのはあきらめた。(写真はメルヘン号)

 

Img_6197Img_6196Img_6195Img_6184 見晴らし台に登り全体の景色を見る。ここでは記念写真を撮ってもらえるというので、アベックが多く撮ってもらっていた。

Img_6204Img_6199Img_6203Img_6201Img_6202 新しいイルミネーションエリアとして「月の谷」との表示がある場所に行く。ウサギの餅つきだの、ロケットや宇宙飛行士などのイルミネーションがある。
 
Img_6214Img_6209Img_6210Img_6208Img_6212Img_6211 最後に丘の上にあるマルクトプラッツに行き、音楽に合わせて光が点滅する「光と音のショー」を体感したので、その一部を他のイルミネーションの部分の動画とともに、最後にユーチューブで載せた。

(画面をクリックすると大きくなります)

ユーチューブの動画

 (全画面にするには、いったんYouTube表示をクリックしてから
全画面表示をクリックしてください。戻るときは上部にあるYouTube動画の欄の✗をクリックしてください)

   

 

 帰りは東京ドイツ村を予定通りに19時50分に出発し、館山自動車道、東関東自動車道、最近開通した圏央道を通りつくばJCTで常磐自動車道に戻り、水戸着は22時40分ごろだった。

(この項終わり)

2018年4月10日 (火)

古都鎌倉、東京ドイツ村ツアー(1 )

1.古都鎌倉

Img 昨年2月に「迎賓館赤坂離宮・目黒雅叙園ひなまつり」に一緒に行った大学生の孫から、「またどこかに行きたいね」とせかされた格好になった。それではと思い立って行くことにしたのが前と同じ同じクラブツーリズム主催の『東京アクアライン「海ほたる」と「古都鎌倉」90分滞在・約300万球「東京ドイツ村イルミネーション」鑑賞』という日帰りツアーである。

 出発は平成30年3月28日水戸発9時35分発というゆっくりした時間だが、帰りはドイツ村イルミネーションを見るので、水戸着22時25分という夜遅い到着予定である。

 今日のバスはトイレ付で「昆龍」という会社の新しいバスである。どこが新しいかというとリクライニングは背もたれが動く方式が一般的だが、このバスは座席を前後に動かすことによって調整する。シートベルトの着用状況が通路側の座席の上部のライトが赤と青に点灯することで着用状況が判る。またDVDなどを見る時のモニターが必要な時だけ前面の中央に上から降りてくるので、全員が正面から見られるし、不要な時には上に引き上げ格納できる方式である。


 当日は予定通り9時35分に出発し、赤塚、友部でもツアー客を乗せて常磐高速道から首都高速6号線に入り車窓から満開の墨田川河畔の桜を眺め、9号線を経由して湾岸線に入る。羽田飛行場の側を通り、横浜横須賀道路の朝比奈ICで14時10分に降りた。

Img_6142Img_6104 一般道は渋滞もあり、鶴岡八幡宮に14時40分到着である。ここで約100分の自由時間があり、早速鶴岡八幡宮に参詣する。駐車場は三の鳥居の近くだったので、鳥居の近くにある太鼓橋の先の正面はるかに本宮が見える。太鼓橋の向かって左側は平家池、右側が源氏池である。

 鶴岡八幡宮は康平6年(1063)に源頼義が京都の石清水八幡宮を源氏の守り神として鎌倉の由比郷鶴岡に勧請したものを、源頼朝が治承4年(1160)に現在地に遷したもので頼朝が鎌倉幕府を開いたこともあり崇敬を集めることになった神社である。そのせいもあって平家池は小さく源氏池は大きく造られている。

Img_6109Img_6137Img_6108Img_6138 源氏池の中の小島に小さな社があり旗上弁財天が祀られている。頼朝の挙兵の時に妻の北条政子が御家人たちを集めて旗上げをした場所ということである。赤い太鼓橋を渡っていくと同じく赤い鳥居があり、旗上弁財天の白い幟がたくさん奉納されている。小さな境内は人混みでごった返していた。

Img_6106Img_6111Img_6107Img_6110 この神社を含めて源氏池の周辺はちょうどソメイヨシノが満開だった。

 

Img_6112Img_6122Img_6121Img_6113 参道に戻る。正面に見えるのは舞殿でその先の石段の上に建つ本宮が覆いかぶさるように眺められる。舞殿の右側にある若宮(下宮)は修理中になっていた。(写真は参道から眺める本宮、舞殿3景)

 舞殿は義経の愛妾静御前が義経の兄頼朝の求めにより、舞を舞ったが義経を慕って「吉野山 峰の白雪踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき しづやしづ しづのをだまき 繰り返し 昔を今になすよしもがな」と舞い、かつ歌って頼朝の不興を買った。しかし政子のとりなしで褒美を貰ったというエピソードが伝わる場所である。一緒に行った孫に静御前のことを聞いたが、全然知らないという。

Img_6120Img_6119_2 本宮に続く石段の、向かって左側に公暁の隠れていた大銀杏の残骸が置かれている。鎌倉幕府二代将軍頼家の次男である公暁は第三代将軍実朝(公暁の叔父)が右大臣拝賀式で本宮に参拝し、退出する途中この大銀杏の陰に隠れていた公暁によって殺され、鎌倉幕府の源氏は三代で滅び、以後北条氏の天下になったという故事のある大銀杏である。この話も孫(大学一年の男子)は全然知らなかった。今の高校ではこのような歴史に関するエピソードは教えないのかも知れないし、本を読まない子供が増えているせいかもしれない。この樹齢1000年と言われた大銀杏は平成22年(2010)雪と強風によって倒壊してしまったが、その後古木から生えた若木が育ち始めているとのことだった。以前来たときは鬱蒼とした大きな銀杏だったことを思い出す。

Img_6116Img_6118Img_6117 石段を上がって本宮を見上げる。八幡宮の扁額の八の字は鳩が向き合っている形で、鎌倉の一番人気のお土産は鳩サブレである。扁額を写す女性の服装は和装である。境内にも和装の女性が多いが下にある貸衣装屋で借りて着るらしい。

Img_6139Img_6123Img_6124 境内を三の鳥居近くに戻る。源氏池より小振りな平家池にも桜が咲いていたが、本数は少ないようだ。

 

Img_6126Img_6127Img_6129Img_6130Img_6131  三の鳥居から若宮大路を二の鳥居まで降りる通りは段葛(だんかずら)と言って中央の歩道が車道より一段高くなっており両サイドには桜の若木が平成28年(2016)の段葛の全面改修の時に177本植え替えられている。満開の若木の桜は、以前の桜のトンネルとはまた違った風情がある。(写真の最後の鳥居は二の鳥居である)

Img_6132Img_6133 二の鳥居から一筋西側にある小町通りを戻る。この通りはお土産屋やファッショングッズなどのショッピングや食事、喫茶などの店が立ち並ぶ商店街で、参詣の終わった人たちがたくさん帰ってくる賑やかな道である。

Img_6145Img_6147Img_6146Img_6153Img_6154 16時20分に八幡宮を出発し、横浜横須賀道路の逗子ICから高速湾岸線に入り東京湾アクアラインの海ほたるPAに17時30分に到着する。

 ここは5階建てで、3階までが駐車場、4階がショッピングフロア、5階がレストランフロアになっている。展望デッキから外に出る。ちょうど夕日が沈む光景に出会った。アクアラインは開通以来21年目に入ったそうである。ちょうどこの時間は駐車場も空いており、ショッピングの人も少なかった。

(画面をクリックすると大きくなります)

(以下次号)

2018年3月31日 (土)

平成30年 水戸市東部の一神社三寺院のしだれ桜

 今年は冬に寒い日が続き、3月になると暖かい日が多かったため、全国的に桜の開花は早いということで、昨日の3月24日は東京では平年より10日も早くソメイヨシノが満開になったということだった。

 水戸ではソメイヨシノはやっと開花したばかりだが、これも例年より10日くらい早い。しかしソメイヨシノより早く咲くしだれ桜が水戸市下市から大洗方面に向かって4ヶ所あり、それを3月25日に見に行くことにした。気温も最高18.6度まで上がって花見日和になった。

Map1  水戸市の東部地区のしだれ桜は六地蔵寺が知られているがその手前に吉田神社、常照寺、宝蔵寺があり、それぞれしだれ桜の大木がある。道は判りにくい場所もあるが、ナビがあれば半日でゆっくり回れるコースである。

【吉田神社】
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Yo06_4 最初に行ったのは常陸三ノ宮の吉田神社である。この神社には境内に大きなしだれ桜があるが、咲く時期が早いわりに神社でも、水戸市でも特に宣伝もしないため知る人は少ない。昨年はソメイヨシノが咲くころ見に行ったがもう散ってしまっていた。

Yo1_4Yo2_3 今年こそはと思って早めに見に出かけて、やっと満開の時に出会えた。

 吉田神社の参道の先にある隋神門をくぐると、正面の拝殿の向かって右側に素晴らしい満開のしだれ桜が咲いていたが、見に来る人はほとんどおらず。ゆっくり静かに鑑賞できた。                 

Yo3_2Yo4_2Yo5_2 しだれの先端は地面に届きそうである。

 参詣に訪れる人も居り、立派な桜に驚いている様子だった。社務所の女性は例年今頃咲くのだが見に来る人は少ないと話していた。

                                                     
【常照寺】                                     

Jo01 吉田神社から東南東に1kmほどの地点に常照寺がある。この寺は平安時代末期から吉田城が築かれたが、佐竹氏の出羽への移封の時廃城にされた。その後徳川光圀により城跡に臨済宗の常照寺が開基され、現在に至っている。

 寺の東側には常照寺池という小さな沼があり、最近は20羽ほどの白鳥が飛来してくる。

Jo02Jo03 入口から木々に覆われた長い石段を行くと山門があり、本堂と庫裏の前面にしだれ桜の古木が見られる。

 以前は4月の第1日曜日に、お茶の会が催されていたが最近はどうなっているだろうか?

 

Jo04Jo05Jo06Jo07 最近は樹勢が衰えてきたせいか、以前は地面まで続く長いしだれの枝が見られたが、最近は短くなってしまった。近くにある二代目の若木の方が花の色つやも良く、近い将来には老木を追い越しそうである。             
                                           

【宝蔵寺】

Ho01  常照寺から東方に1.2kmのところに、真言宗の宝蔵寺がある。この寺には早咲きのしだれ桜の他に遅咲きの紅しだれ桜がある。

 

Ho02Ho03Ho04Ho05  今咲いているのは早咲きの方で、紅しだれはあと半月位先にならないと咲かない。ソメイヨシノはまだ咲き始めだった。

 

【六地蔵寺】                     


Roku01Roku02 宝蔵寺から1kmほど東南東に行くと六地蔵寺である。この寺は水戸市の桜まつりでは4月1日からだが、今年はもう満開のところが多く、4月初めまでには、そのほとんどの桜が終わってしまいそうだ。


Roku03Roku04Roku05Roku06 六地蔵寺の桜は偕楽園、千波公園、桜山などとともに唯一しだれ桜の場所として、毎年選ばれて桜まつりの会場になっている。

 昨平成29年は久し振りに、灌仏会の4月8日に訪問し、甘茶を飲み満開の桜を愛でることが出来たが、今年は桜まつり前の3月中に満開になってしまいそうだ。


Roku07Roku08 今年の六地蔵寺は桜の保護のため、近くまで行けないように竹を組み合わせた通路を設け、桜を鑑賞する人は少し離れた場所から眺めるようになった。

  最近は親樹より子供の方が勢いが良くなってきた。交替も近いのかもしれない。

                                                     
 (この項終わり)

2018年3月15日 (木)

「火定(かじょう)」を読んで

 火 定    澤田 瞳子著   2017年11月発売

Img_6022_2 澤田瞳子の本は平成26年から読み始め、今回の「火定(かじょう)」で10冊目である。平成27年に「若冲」についての読後感を記したが、この本は今回と同じく直木賞候補になった。今回の「火定(かじょう)」は平成29年(2017)後半の直木賞に2回目の候補になった作品である。朝日新聞の書評欄に載っていたので図書館に予約したが、読めるまで3か月待った。

 この作者は奈良時代を背景にした作品が多いが、この作品もその一つである。奈良時代の初期、民を救うために施薬院(無料の病院)と悲田院(孤児の養育施設)が設置されたが、施薬院で働く蜂田名代(はちだのなしろ)と宮廷の侍医を務め、皇族を診察する地位にあったが同僚の策謀で牢獄に入れられた猪名部諸男(いなべもろお)の二人の視点からストーリーが進んでいく。

 そんな時、遣新羅使が持ち込んだ裳瘡(もがさ=天然痘)が猛威を振り始める。当時は治療法がなかったため多くの庶民が死に、夏の熱気で腐敗する死体の山があふれる状態になった。施薬院で働く蜂田名代は増え続ける天然痘患者に疲れ果て不満を募らせる。
 
  一方猪名部諸男は無実の罪で獄舎につながれたが、飢饉を鎮めるべき恩赦で出獄できることになった。行く当てもない諸男は獄中で知り合った詐欺師の宇須が始めた常世常虫(とこよのとこむし)という禁厭(まじない)札を作り売り歩く仲間に入る。天然痘が猖獗すると共に、まじない札も飛ぶように売れるが病魔は一向に収まらない。

 その状況に対し何の手も打てない状況に不満を抱いた庶民に対し、病魔は新羅から持込まれたという宇須の扇動により、その怒りを新羅人に向け、外国人であれば襲う暴動が発生する。このことはヘイトスピーチが多い現在の日本でも、きっかけさえあれば同じようなことが起きるかもしれないと思わせる。

 暴動から一夜明けて施薬院には多くの怪我人が担ぎ込まれた。施薬院の医師の網手が嘆息して天然痘に効く薬があれば人心も少しは落ち着くのではと言った言葉に反応した名代は、新羅ではどのような薬を用いていたのかと考え、遣新羅使の副使などの助力により藤原房前の書庫を探し、以前ここで働いていた猪名部諸男が読んだ天然痘の治療法を書いた書を探し出す。

 名代が見つけ出した書によって施薬院の天然痘患者の生存率は大幅に増えた。名代は悲田院で死んだ子供たちの遺骸を入れた叺を荷車に乗せて秋篠川の岸辺に埋めようとした時、独りで、打ち捨てられた死体を葬る猪名部諸男に逢い、憎しみや葛藤を乗り越えて施薬院の治療法を世に広めようと多くの人と協力する終盤は、深い感動を読者に与えてくれる。

(この項終わり)

2018年2月19日 (月)

「竜と流木」、「陸王」を読んで

 去年(平成29年)は79冊の本を読んだ。一昨年は76冊だったので、月平均6~7冊読んだことになる。最近はあまり肩が凝らず2~3年以前に発行された本を読むことが多い。

 今年の正月も10冊近く読んだが、その中から篠田節子の「竜と流木」と池井戸潤の「陸王}について述べてみたい。

 
 (1)竜と流木         篠田 節子    2016年5月発行
  (2)陸王          池井戸 潤    2016年7月発行

 

(1) 竜と流木

Img_5947_2 篠田節子の本は「仮想儀礼」以来しばらく読まなかったが、最近「となりのセレブたち」「冬の光」を読んだ。そして今回最新作である「竜と流木」を読んだ。

 話の内容は、ある南の島で、水を浄化するウーパールーパーに似た可愛らしい生物ウアブが環境の変化によって変異し、思いがけない黒いトカゲに似た害虫になってしまう恐怖。

 一方島の古老たちの話として昔この近くに竜が住むという無人島があったが嵐と地震で海中に没したので、付近の島に流木に乗った無数の竜の子供が流れ着いていろいろな形や色のトカゲになって住民の生活を守り、共存しているという言い伝えを知る。

 主人公はこのウアブが生息している泉が開発によって干上がるというので、専門家を交えた保護団体を作り、少し離れた泉に移すことにしたのだが、それが黒いトカゲ状の生物が増えた原因になったことが分かった。

 しかしそれを駆除していく方法が銃で急所を狙って殺す以外になく、被害は急速に広がっていく。そして最終的にそれを根絶できるのはこの黒いトカゲを食べる生物を見つけて黒いトカゲのいる場所に向かわせることだった。

 昔からの言い伝えと環境変化による変異、そしてそれを収束させるのは、人間ではない自然の営み、そして昔からの自然との共生をする現地人の生き方の知恵などが、文明社会にどっぷりつかった我々との対比を際立たせている。

(2) 陸王

Img_6019_2 下町ロケット」を書いた池井戸潤の昨年ドラマ化された新作である。主人公は埼玉県行田市にある百年の歴史を持つ足袋作り業者で、従業員20名程度の「こはぜ屋」という零細企業の社長である。

 業績がじり貧になって行く中で、社長は足袋製造の技術を生かしたランニングシューズの開発を思い立つ。

 最初は社内の3人で試作品を作ることからのスタートだったが、紹介されたスポーツ店のインストラクターから走るとはどういう事かと問われて、足袋のように足にフィットして軽いシューズというコンセプトで作ることになった。

 試行錯誤しているうちに、シューズの靴底にあたるソールという部品が重要であることが分かってきた。ソールが薄すぎると直ぐにすり減ってしまうし、厚いと重くなって走りにくいということである。

 そのうちに倒産した零細企業主が繭で作ったソールの材料の特許を持っていることが分かり、探し出して技術顧問になって貰った。更に大手スポーツ会社に所属していて選手へのアドバイスなどをするシューフィッターとよばれる男が上司との考え方の違いから退職したことを偶然知り、アドバイザーとして協力して貰うことになった。

 そのようにして多くの人の協力で開発したシューズを、故障から再起を期してサポート契約をした選手が全日本のマラソンに出場することになったが、その直前新しいソールを作る機械が壊れて使用不能になってしまった。

厳しい企業経営の実態を従業員はじめ多くの人の協力で乗り越えていく、池井戸ワールド全開のロマンあふれる感動の一冊である。

(この項終わり)

確定申告

 2月は前年度の確定申告の時節である。小生は60才の定年まで会社勤めをしていたが、昭和48年(1973)のオイルショック時に体調を壊し入院したのを機に中小企業診断士試験に合格し、時々県の依頼で企業診断をしていた。また昭和63年(1988)に八ヶ岳山麓の山梨県小淵沢町に貸別荘を建てたので、所得税の還付申告をしていた。

 貸別荘を建てたのは、銀行借入金の返済額が大きいので、還付申告をすると給与・賞与の所得と通算すると大幅に所得が減り還付金額が大きいので、サラリーマンでもあまり大きい負担でもなく別荘経営が出来ると判ったからである。

 やがて会社を辞めたのでその後本格的に始めた経営コンサルタント業と別荘管理のための不動産業について青色申告をすることにした。青色申告にすると仕事のための車やガソリン代、使用しているパソコンや電気代などの経費、部屋の償却費、別荘管理の費用などがすべて費用として計上できるので、会社勤めをしていた時と同じくらいの銀行借入金の返済額負担で済んだ。

 八ヶ岳山麓に別荘を作ったのは、若いころ北・南アルプス、八ヶ岳や奥秩父の山々に登ったこともあり、それらの山々の中央に位置しているので、会社を辞めた後も低い山や高原をハイキングする基地にしたいと思ったからである。

貸別荘経営でも年に何日かは自分でも使用できる日数があるので、その範囲内では自由に使用できるようになっている。また運営会社が安曇野・蓼科でも別荘村の運営を行っており、友の会に入ることによって割安に利用できることも魅力だった。

 別荘を建てた当時は首都高速も空いていたので、2~3ヶ月に1回くらい別荘に通っていた。茨城からは常磐道から首都高速、中央道を乗り継いで4~5時間の距離である。しかし家族4人で行ったりすることが多いので、富士五湖や甲府近辺の景勝地を経由していくので、朝早く出て夕方到着するようになる。

また外環道が出来てからは首都高速ばかりではなく関越道、上信越道を行き、佐久ICから国道141号線を清里経由で行くこともあった。最近は年を取ったせいもあり、北関東道・上信越道経由でのんびり行くことが多くなった。別荘を建ててから甲信方面に旅をすることが多くなり、その内容はこのホームページの「甲信旅巡り」の項目に沢山載せてある。

 貸別荘経営は、大きな別荘村があってその全体を管理してくれる会社に運営を任せて宿泊費の何パーセントかを受け取る仕組みだが、最初の管理会社が倒産して経営者が変わったこともあり、費用より収入の方が少なく赤字になるようになってきた。また80才を過ぎる頃から茨城からでは距離があるため、年に1~2回しか行かなくなってしまった。子供たちもあまり関心を示さないようになってきた。

  そのようなことから別荘を持っている意義が薄れてきた上に、築30年になりメンテナンスの費用もかかるようになるため、思い切って手放すことにした。幸い購入してくれる人が居たので一昨年譲渡した。経営コンサルタントの仕事は70才になった時に辞めており、その後は不動産事業だけだったため、廃業届を出して青色申告も止めることになった。

 そして今回は昨年から年金だけの生活になったため、白色の確定申告をすることになった。青色申告とはどう変わるのだろうかと思ったが、税務署の「確定申告書等作成コーナー」を利用して、従来と同じように申告できた。

(この項終わり)

2018年1月28日 (日)

アイスチューリップ

  ひたちなか市の国営ひたち海浜公園では、太平洋近くの砂丘エリア内に冬でもチューリップが見られる場所がある。

 ひたち海浜公園にはひたちなか市街地の方角に東駐車場、西駐車場の二つの大きい駐車場があるが、太平洋近くに海浜口駐車場という小ぶりな駐車場と海浜口・風のゲートという入場口があり、そこから450m入ったところに、グラスハウスという太平洋を眺められるシーサイドカフェーがある。その前方にアイスチューリップが咲いている。

Img_6003Img_6006Img_5993_1 前面が総ガラス張りになっていて冬は暖かい光を浴びながらコーヒーや軽食を楽しみ、ゆっくりとした時間が過ごせるカフェテラスである。(写真は外から見たグラスハウス前面、グラスハウスの中から眺めたアイスチューリップ2景)

Img_5988Img_5987Img_5999 このカフェテラスの前が池になっているが、その中に板囲いの矩形の容器が多数置かれていてチューリップが植えられている。アイスチューリップというのは、チューリップの球根を冷凍保存することによって開花時期を早めるそうで、ひたち海浜公園では12月下旬から1月中旬に咲かせるのだが、今年は寒い日が続いたので遅れて咲いており、1月下旬でもまだ見ごろが続いているとのことである。

Img_6002Img_6000Img_5994 今年は15品種、約15,000本展示してあるそうで、池の中にあると放射熱が緩和されて海面の温度と同じように外気温があまり下がらないらしい。


Img_5991Img_6009Img_5997 カフェテラスの中は暖かく池の中のチューリップとその先にある太平洋が見渡せる。

 このグラスハウスというカフェテラスではチーズケーキやショコラケーキなどのスイーツやアイスクリーム、ソフトクリームなどが食べられる。飲み物はカップで出してくれる紅茶と紙コップのコーヒーがある。

PhotoImg_6005_2 グラスハウスを会場にして2月18日までパシフィックアートフラワー展という造花を使った空間演出を行っている。フラワーボールを吊るしたり、壁面に大きな造花を飾ったりして外のアイスチューリップとの相乗効果を狙っている。 

 カフェテラスの中は暖かく池の中のチューリップとその先にある太平洋が見渡せる。コーヒーを飲みながらしばらく眺めていた。(それにしても紙コップのコーヒーが310\は高すぎる。)

(写真をクリックすると大きくなります)

(この項終わり)

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